武道医学／武道整体公式サイト

武道医学、武道整体、武術整体、オステオパシー、カイロプラクティック、日本伝統の整体学校

中国医学との正式な交流

　1986年６月20日より30日までの期間、日本武道医学と中国医学の公式な交流が行われました。
　交流は中国の「中華医学会広西分会」と「中医骨傷家科通信学院」の招きによるもので、日本武道医学の創始者・中山清先生の講義および実技を中心に、日中両国の伝統医学や整復医療について行われました。
　中山清先生は中医骨傷科通信学院々長・韋以宗先生（当時）とともに中国の南寧市に赴き講演されました。
　中国側の代表者・韋以宗先生の著書・『中国骨科技術史』は、中国において1983年に、全国優秀科技図書何等賞および広西壮族自治区科学進歩二等賞に輝く栄誉を受けているもので、『中国骨科技術史』に基づいて作られたスライドで講演され、その後に「整体」「整骨」「点穴」（急所）および「気功」などにによる交流と治療実演が行われました。当時の交流については、中国全国各地からおよそ三百人以上の医療専門家が出席し、中国のマスコミでは大きく取り上がられました。ここでは当時の日中骨傷科学術交流における中国側の現地の報道の日本語訳を紹介いたします。

「南寧晩報」（1986年6月24日付）
　「日本の友が千里の道を尋ね、我が自治区の友人に会う」（中山清教授、学術交流の為に南寧を訪れた）
《「私は、韋以宗先生のお名前を慕い、千里の道を尋ねて来たのです」。この言葉は日本武道医学会（武術と漢方医学、整骨学会）の会長であり、著名な漢方医学・整骨学者の中山清教授が昨日、上海から南寧に到着された後、胸の内を語って下さったものです。79才になられる中山清教授は中華医学会、広西分会と中医骨傷科・通信教育学院の招きに応じられ、我が自治区に四日間滞在され、学術交流が行われます。
　中山清教授は、今回の訪問に際し、学術交流のための貴重な資料と自作のスライド写真を持って来られ、整骨の研究成果を発表されました。合わせて、我が国では失伝してしまった16世紀の古い書籍『骨継治療重宝記』と18世紀の『正骨範』図解集、そして中山清教授の著作である『武医同術』と臨床経験を撮影したビデオ・テープ等を中医骨傷科・通信教育学院および中華医学会・広西分会に贈られました》（記者：張小林）

「広西日報」（1986年6月27日付）
　「日本の漢方医が友人を求めて」（中山清教授、広西壮族自治区を訪れ学術交流を行う）
《「過去に於いて、日本人は漢方医学（中国医学）を学んだが、今日、再び私が学んだところの漢方医学を、その祖国に持ち帰ったことは、日中、両国の学術交流に於いて非常に意義のある事であります」これは、先日、南寧で行われた学術報告の時に、中山教授が語られた言葉です。　中山清教授は日本武道医学会々長、東京高等鍼灸整骨学校教授であり、著名な漢方医学家であり、整骨、針灸、武道の専門家であります。中山清教授は広西壮族自治区に滞在中、中国の同道者たちに整骨研究の成果を真剣に紹介されました。又、16世紀の貴重な古書籍『骨継治療重宝記』、18世紀の『正骨範』（複写）および中山教授の著作と臨床経験を撮影したビデオテープを寄贈されました。
　中山清教授は広西中医学院・第一付属医院と自治区の薬用植物園を見学された後、「今回の学術交流は、一つの素晴らしい切っ掛けで、学術上の友を尋ねる事が出来ました。今後、いつまでも交流が続く事を願っています」と語られました。
　中山清教授は中華医学会・広西分会と中医骨傷科・通信教育学院の招待に応じ、二十三日に南寧を訪れたものであります》（記者：胡振民）

　以上紹介したのは、交流が行われた現地の新聞の記事でありますが、交流の内容は当地以外にも、中国側の熱烈な要望に応じ、主な医学誌や報道機関及びラジオなどでも報道されました。

中国全土から著明な医学者が中山清先生の講議に集まった会場の風景です。

武道医学、武道整体、武術整体、オステオパシー、カイロプラクティック、日本伝統の整体学校

商標登録第１６類（武道医学および武道整体に関する印刷物等）
および類４１類（武道医学の教授に関する指定役務）また「知的所有権」
に基づいて「日本武道医学」および「武道整体」に関する全特許権は、
日本武道医学会および日本武道医学専門学院にあります。
日本武道医学専門学院
〒180-0006東京都武蔵野市中町1-29-4
電話：0422-53-5100（代）
Copyright 1999
Japan College of Martial Arts Medicine
Japan Association of Martial Arts Medicine
World Rights Reserved
1-29-4 Naka-cho Musashino-shi,Tokyo
180-0006 Japan
Tel:0422-53-5100
info@budoigaku.org